木造建物の耐震性能と基礎コンクリートのクラックの意外な関係とは!

木造建物の基礎コンクリートの保護と
クラックの処理方法について詳しく説明します。

木造建物の耐震強度を一般診断法で診断調査を
する場合は、上部構造(基礎より上の木造部分の構造)
にて診断を行います。

 

なので、一見すると建物の基礎コンクリートは
耐震強度にはさほど関係がないように思われます。

 

実際の診断調査においては基礎の状態診断があり、
鉄筋コンクリート基礎又は無筋コンクリートの
種類や、健全であるか、ひび割れ
が発生しているかなども調査の対象となります。

 

基礎や地盤の状態は上部構造の評価には直接
含みませんが、地震の際に注意をする点として
指摘をします。

 

基礎コンクリートの劣化状況として多く見られる
事例としては、クラックがあります。

クラックは鉄筋が入っている基礎コンクリートの
場合には鉄筋の引っ張り力によってある程度の
ミリ巾でとどまっております。

 

しかしそこから雨水が侵入すると内部の鉄筋が錆び、
基礎内部からコンクリートの中性化を起こす
可能性がありますので必ずクラック処理が必要になります。

 

クラックの種類としては
0.3mm程度以下のヘアークラックの場合には
セメントペーストの補修材を刷り込んで
塗装をするとよいでしょう。

 

0.3mmを超える構造クラックの場合には、
割れの原因が構造的な要因の動きやバランスに
あるため、シーリングなどの緩衝できる防水材料にて
補修してから塗装することをお勧めします。

また、すでにコンクリートやモルタルの一部が
爆裂現象を起こしている場合にはその原因調査を行い、
斫り撤去の上モルタル補修をしてから塗装を
することをお勧めします。

 

このように建物の基礎コンクリートの劣化状況は
一見すると見過ごしがちですが、
建物にとってとても大切な主要な構造体に
なりますので、外壁改修リフォーム工事をする際に
併せて点検とメンテナンスリフォームをするとよいでしょう。

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