健康に関係の深い室内の環境ホルモン対策で重要なポイントとは!
室内の環境ホルモン対策という言葉を
一度は聞いたことがあると思います。
今回はこの室内の環境ホルモン
対策で大切なことをお話しします。
環境ホルモンと聞いて皆さんは何を思い描くでしょう?
・地球の温暖化
・大気汚染
・化学物質
などを連想されるのではないでしょうか。
では住宅の室内における環境ホルモンとは何でしょう。
それは、
建物を造る建材類に含まれる化学物質になります。
そして、
この環境ホルモンが人間に与える影響は
数多くありますが、
全ての解明がされているわけではありません。
この環境ホルモンに特に敏感なアレルギーを
持った一部の人のみの問題だと考えがちですが、
そうでない健康な方々にも大きな影響が
ある事実を認識する必要があります。
その為、
農水省(国)で建築建材についての
環境ホルモンに対する基準が設けられています。
この基準はJAS基準としてF☆☆☆☆のように、
有害物質の放散基準値を定めています。
そしてその多くの有害物質を含んでいる建材とは、
新建材と言われる「合板」になります。
この合板はベニヤ板とも呼ばれ、
薄く裂かれた木材を接着材で貼り合わることで、
薄くても強度と施工性と経済性を高めており、
現在建てられている建物の多くに使用されています。
その為
その「合板」を造る際に使用する
・ホルマリン
・トルエン
・キシレン
などの有害物質の基準を農水省(国)が
JAS基準として定めているので、
現在建てられている建物に使用されている
材料については、安全性が確認された材料といえるでしょう。
ですがここで注意をしなければならないことは、
建物の建材が全てこの基準を満たした材料を
使用している場合でも、
環境ホルモンが基準値以上に発生し、
アレルギーを起こしてしまうことを
私自身も経験しています。
その原因は
インターネットなどで購入できる輸入家具です。
輸入家具が全て悪いわけではありませんが、
このような環境ホルモンに関する基準の無い
国から直接輸入された家具類は残念ながら、
まったく環境ホルモンに配慮されていません。
輸入家具などを直接インターネットなどで
購入する場合は、
その辺を一度は気にしてみることも大切だと思います。
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