中古不動産を買う場合マンションと一戸建の違いとその注意点とは!
中古マンション購入で絶対失敗しない為に
知っておくべきポイントを詳しく説明します。
中古不動産(住宅)の購入を考える上で、
戸建て住宅にするか区分所有マンション
を買うか、悩むところだと思います。
この2つには大きな違いがあります。
・構造が違う
当たり前ですが、戸建ては木構造、
マンションは鉄筋コンクリート構造で
造られています。
これらは建物の主要構造部の
対応年数に大きな違いがあります。
その違いは、古い中古住宅の購入では
後々のリフォーム工事が必要になりますが、
マンションの場合は主要構造部(共用部)の
メンテナンスは積立をしているお金で
管理組合が行いますので木造住宅に
比べると費用は少なくすみます。
・建物の種類が違う
この建物の種類の違いは一般の皆様には
解り難いと思います。どちらも個人が
住む住宅には違いありません。
ですが共同住宅と個人住宅という
違いがあり、共同住宅になると建築基準法の
建物種類が「特殊建築物」
というものになり、様々な制約や
条件が付加されるのです。
たとえば
・2方法避難
・内装制限(燃えにくい材料の制限)
・避難通路
・火災報知器
・消火器の設置
などなど建築基準法や消防法などにより
決められた規則があり、さらには管理組合で
決められた管理規約や規則があり、
その規則に準じて生活をすることになります。
当然古くなった内装やお風呂やキッチンの
リフォームをする場合にも規則に準じた
制約がありますので注意が必要です。
・修繕積立金の有無
古いマンション購入でも一つ
押えておかなければならない事は、
いくら構造が丈夫でしっかりしているからと
いっても永久的なものではないということです。
定期的な大規模な修繕が必要となります。
そこで必要となるのが改修にかかるお金です。
一般的に管理組合では管理会社などと
協議し計画的に修繕積立をしているのですが、
中には委託管理費を節約するために
自主管理をしているマンションもあります。
自主管理をしているマンションでも、
とても計画的に保守メンテナンスを
考えているところもあります。
しかし中には、そろそろ大規模修繕が
必要な時期にも関わらず積立金が足りなくて、
結果として住民の皆様から臨時出費をして
工事を行わざるを得ないケースもあります。
・建替え
マンションは規約により建て替えも
出来ることになっていますが、現実的には
様々な意見の違いや障害があり難しいのが実情です。
以上のようにマンション購入の際には
建物のメリットとデメリットをよく
見極めた上で購入の判断をすることが大切です。
はじめて中古不動産を購入する場合
どうしても購入窓口となる不動産会社に
頼りがちになりますが、購入者本人が
しっかりとした情報と判断基準を
持つことも大切です。
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