結露を発生させない建物にする方法は湿気を含んだ空気と温度差の関係とは!

建物の様々な部分で発生する結露を
完全に防止する方法を詳しく説明します。

 

結露は温度差により湿気を含んだ
暖かい空気が冷やされることで水滴になります。

 

建物は構造上、必ずどこかで温度差が生じます。
特に結露に関しては冬の季節に
限定して考えても良いでしょう。

室内外では5度以上は温度差があるでしょう。
室内では加湿し、外部より温度が高い状態で
結露が発生しやすい条件となりますが、
その温度差がどこで起きているのかが
重要なポイントになります。

 

それは外壁と内壁の間になります。
木造住宅でも鉄筋コンクリートの建物でも
同じで温度差は必ず発生するのですが、

 

問題はその部分に空気層が無ければ結露に
必要な湿気のある空気が無いので
結露は起こりません。

熱は熱伝導という形で物から物へ
熱が移動する現象が起こります。

 

もし熱を遮断することが出来れば
熱自体を伝えないので
結露を防ぐことになります。

実はこの2つの結露防御策は全く
違うことのように思えますが、
温度差の出る部分に空気層を設けない = 熱遮断
上記は同じことになります。

 

つまり熱伝導を防ぐ為には、温度差が出る
壁面に空気層を与えずに断熱材を
塗ったり貼ったりすることになります。

 

このように結露が発生する原因とメカニズムを
理解することで、建物のあらゆる場面での
結露防水対策=断熱対策を取ることが出来ます。

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