マンションの大規模修繕工事で陸屋根防水の雨漏り原因調査の方法とは!
マンションの長期修繕計画による
鉄骨造や鉄筋コンクリート造で雨漏りしている
建物の原因調査方法について詳しく説明します。
① 雨漏りの調査をする場合に
とても大切なことが建物構造です。
・鉄骨造OR鉄筋コンクリート造
・築年数
・前回のメンテナンスの時期と工事内容
② 雨の漏れる状況聞き取り
・雨の漏れる箇所
・どんな雨の時に漏れるか
・どのくらいの量の雨が漏れているか
・雨が降り出してから漏れてくるまでの
時間はどのくらいか
・いつ頃から雨漏りが発生したか
③ 調査方法
・ドレンにガムテープかシートで目張りをするか、
専用の風船で止水(水上で少し水が被る程度まで)
をして平場の水張りテスト(24時間)
・目貼テープを剥がしてドレンに水を流して、
ドレンと雨樋のジョイントから漏れないかのテスト
・外壁のスラブライン(笠木より下)へ散水テスト
・笠木天端に散水テスト
・笠木の内側に水が吹き込むような形で散水テスト
※雨が降り出してかなり時間がたってから
雨漏りがするようならある程度の時間をかけて、
テストは1日1回がよいでしょう。
漏れている箇所と原因をつきとめてから
防水工事をすることが大切で、
新築から早い時期の雨漏りであれば
防水素材の劣化による雨漏りではなく
建物の施工や納まりに問題があります。
出来たら建物図面などの確認もするとよいです。
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