建物の壁内部や床下や天井内などの隠ぺい部のリフォームの注意点!
建物の隠ぺい部(隠れている)のリフォームが
しっかり出来ていないと失敗する可能性が
ありますので注意点をお伝えします。
一般的に「隠ぺい」というと、
意図的に隠したというような、
あまりよくない印象という
言葉として使われています。
しかしリフォーム工事で
隠ぺい部という場合、
隠しているというより見えない部分
という表現の方が正しいのかもしれません。
建物を造った際に、完成してしまうと
隠れてしまう部分を
隠ぺい部と呼んでいます。
たとえば
・床下地
・壁内部
・天井裏
・外装下地
・屋根下地
・給水配管
・排水配管
・電気配線
などがあり、いずれも工事が
完了すると内部に隠れてしまい
見えなくなる部分になります。
ところが、
実際に表面に見えている表層の
仕上げ部分よりも
重要な部位が多いのです。
表層の仕上がりや耐久年数や
状態の維持は、隠れてしまっている
下地やその内部の施工状況に
よって大きく変わってきます。
特にリフォーム工事で不具合の修理や、
本来であればまだリフォームをする
タイミングではないにも関わらず
修繕が必要な場合などは、
往々にして表面には見えない内部の
施工に原因があることが多いからです。
そこでリフォームをする場合には、
お住まいになっているお客様に
その状態を見てもらい、
実際に目視で確認をしていただきながら
リフォームを進めることが大切で、
もし時間の都合などでどうしても
確認が出来ない場合などは、
わかりやすく写真をとって
施工記録で確認が出来るように
することが大切です。
またそのような施工記録は、
数年後に他の箇所で同じような
リフォームが必要になった場合にも
参考にすることが出来ます。
リフォーム工事でも隠れてしまう部分の
工事をしっかり行うことで、
数年後の建物に与える影響にも
違いが出ますので参考にしてください。
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