国土交通省が発表した長年の悩みから解放されるリフォームをする動機とは!
2015年3月26日に国土交通省から発
表された、住宅リフォームなどの
住宅市場動向調査でリフォームの
動機を調べると
リフォームをするきっかけは
様々にありますが、
「住宅が傷んだり
汚れたりしていた」が
最も多かったようです。
割合の多い順に見ると
① 48.4% 住宅が傷んだり
汚れたりしていた
② 30.7% 台所・浴室・給湯器などの
設備が不十分だった
③ 26.6% 家を長持ちさせるため
④ 10.0% 家族や自分の老後に備えるため
⑤ 8.9% 不満はなかったが
良い住宅にしたかった
⑥ 5.1% 介護のため
⑦ 4.9% 子供の成長に備えて
⑧ 4.9% 家族人数が変わったため
⑨ 3.0% 耐震性がなかったから
⑩ 2.4% 住宅が狭かった
以上の結果をみると、
ほとんどの方々が
建物の修理を目的とした
リフォームをしていることがわかります。
その中でも傷んでしまったり
不具合が発生してから
リフォームをするパターンが多く、
事前に長持ちをさせるためや
備えでリフォームをする方の割合が
圧倒的に少ない
ということもわかります。
しかしこれからのリフォームの考え方は、
人の寿命も長くなっている分、
建物も合わせて長持ちさせる
必要があると思います。
またリフォームをする時期としては
平均居住年数として24年という
データも出ており、
住宅を所得した年齢が
30歳から40歳だとすると、
リフォームをする年代は
54歳から64歳
ということになります。
そして意外にも
60歳前後の方が多いようです。
以上の結果からみると持ち家世帯は
平均1~2回は
リフォームしていることになります。
ですが実際にリフォーム工事をする際には、
おそらく多くの方がそのサイクルよりも
価格にこだわりすぎてしまい、
商品や材料の耐用年数を忘れがちです。
リフォームの選択の仕方によっては
1回で済んだかも知れない
ケースも考えられます。
部分的なリフォームでも、
総合的に考える必要があると言えるでしょう。
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