バリアフリーリフォームで高齢者が住みやすい家の段差解消の注意点とは!
高齢者が長く安心して
住める家づくりをするには、
早い段階でリフォームでバリアフリー化を
進めておくことが大切です。
国土交通省が
2015年3月26日に発表した、
「住宅市場動向調査」では
リフォームの時期や世帯主の
年齢などを公表しており、
年齢としては60歳以上が
最も多いことがわかります。
内閣府の調査によると65歳以上の
総人口に占める割合が26%となり
1/4人が高齢者ということです。
今後この高齢化社会は少子化等の
影響を受けてさらに加速し
2060年には
1/2.5人が65歳以上、
1/4人が75歳以上という
予想がされています。
ということは50~60歳代で行う
リフォームは高齢になってからも
安全快適に生活ができる
バリアフリー対策が
絶対に必要になります。
重点項目としては
・各部屋ごとの手摺
(靴の履き替えをする玄関や
滑りやすい浴室や力がかかるトイレなど)
・段差のない室内や緩やかな階段や
玄関アプローチへのスロープなど
・万が一車いす生活になった場合の
通行可能な通路の広さ
上記の対策はリフォーム工事をする際に
同時に対応すること
コストも時間も節約
することが出来るでしょう。
また戸建住宅やマンションなどの
違いによっても対応できる範囲が
違ってきますが、
室内であればその違いは
さほどないでしょう。
また住宅の広さの関係上どうしても
対応が難しい場合もありますが、
狭いスペースでも設置可能な
手摺やすでに段差が出来ている箇所へ
後付けで対応できる
段差解消テーパーなどもあります。
まずはあきらめずに
建築士やリフォーム店に
相談するとよいでしょう。
それともう一つの問題は
核家族化が一般化し
高齢者のみの世帯が多く、
その中でも持ち家ではなく
民間賃貸住宅に住んでいる
高齢者が半数以上といわれています。
賃貸住宅では様々な制約があるので
室内といえども全てが
居住者の自由にならない
不便さがあります。
リフォームを通じて高齢者が
快適に暮らせる生活の
お手伝いをしたいと思います。
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