高齢化社会で高齢者が住みやすい住宅リフォームが存在しない理由とは!
高齢化社会が加速すると老後は
施設ではなく自宅をしっかりと
高齢者向けにリフォームをした住まいで
余生を過ごすことになってきます。
高齢者の問題は今に始まったことではなく
昔から存在していたと思います。
現在の日本は食物や医療の進化の結果、
とても長寿命の社会となりました。
これ自体はとても良いことですが、様
々に生活環境が変わり、
昔であれば息子夫婦と孫と同居する
3世代での生活は当たり前でしたが、
現在では住宅の広さや経済的な面から見ても
このような3世代で同居をすることが
難しくなっているのではないでしょうか。
老人福祉法により
特別養護老人ホームや
養護老人ホームなどの整備が
進められていますが、
高齢化の加速に追い付かず、
全ての人が利用出来ていない又は
必要としている時期になっても
かなりの期間待たなければならないなど
現実は厳しいようです。
そこでさらに介護付き老人ホームや
グループホームなども造られ、
高齢者への生活のサポートが
されるようになりました。
それでも急激に加速する
高齢化状態には整備が
追い付いていないのが現状です。
現状でも足りていない施設の整備を、
今後さらに高齢化が進むことを考えると
国が行う整備だけに頼っていては
何も解決しないのではないでしょうか。
すでに国を頼ることの
出来ない社会に
なっているという現実があります。
これからの老後は「施設」
で過ごすのではなく
「自宅」生活をする時代に
なっていくということです。
その備えとして50~60歳代の
元気なうちに、高齢になってからも
自らで生活ができるような
住まいにリフォームをしておくことが大切です。
国もその現状をしっかりと把握して
高齢者だけで生活する世帯への
補助や介護サービスや高齢者向けの
リフォームに力を入れるべきで、
今後はそのような方向にな
っていくと思います。
誰しもが高齢者となり
今はまだ若い方々もいずれは
自分のことになっていきます。
高齢者にやさしい社会を
リフォームの仕事を通じて
リードしていきたいと思います。
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