設計図書には様々な種類があり修繕工事をする際に必要になる3つの理由!
マンション等の中規模以上の建物を
リフォーム改修する場合には
設計図書がとても大切になり
その種類について詳しく説明します。
建物を建築する際には
必ず設計図面を作ります。
この設計図面は新築以降も
定期的なメンテナンスリフォーム工事を
する場合にもとても重要で
建物調査をする際に必要になります。
とくにマンション等の
大規模建物の場合には
様々な図面を確認する必要があります。
その種類は
・仕様書
・建築意匠図
・構造図
・電機設備図
・給排水設備図
などの種類があり、
10~20年に一度行う改修工事では
建物の現状調査と合わせて
上記の設計図面を確認します。
ところが設計図面は
必要不可欠な資料にも関わらず
しっかりと保管されていない
ケースもありますが、
改修工事計画をする上で
必要になるとても重要な情報になります。
一般的に設計図書というと
『建築意匠図』だけと
思う方もいますが、
建物の改修計画をする上では、
細部の詳細仕様が記載されている
仕様書などの他の図面類から
表面からは見えない
内部の仕様や納まりを
調べることが出来るからです。
建物は設計図面に基づいて
建てられていますが、
工事の都合で図面通りに
建てられていない場合もあります。
特に設備関係にその傾向があり、
しっかりした建設会社であれば
建物が完成した後に
竣工図面を作成することが一般的です。
この竣工図面には実際の
配管ルートや
工事中に変更をした箇所の
記載がされています。
マンションなどが
実際に建てられる場合は
設計図面だけは建物を
造ることは出来ません。
設計図面は設計者が建築基準法に
基づいて計画していますが、
建物を造る現場ではさらに
施工図という詳細図面を作成しています。
このように建物図面には
様々な種類があり建物の情報資料に
なりますので大切に保管して下さい。
リフォーム工事をする際に必ず役に立ちます
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