食品偽装や杭データ偽装など建築リフォームの安全性の欠落とは!
リフォーム工事における安全性について
考えてみたいと思います。
以前、食品業界大手のカレーチェーン
COCO壱番屋が廃棄を委託した
冷凍ビーフカツが愛知県の
産業廃棄物処分業者により
横流し流通し、一般のスーパーや小売店で
販売されていた事件がありました。
この事件後に産業廃棄物処分業者は
「処理費用を掛けずに利益が
得られるので魔が差した」
と言っていました。
本来食べてはいけない食品にも関わらず
「利益を出す」目的で行った
許されない行為です。
今回は食品に対する安全の問題でしたが、
「利益を追求する」という目的は
全ての業種業態で企業が
目指しているところであり、
本質を見失っているとしか思えません。
建築業界でも大型マンションの
杭工事のデータ偽装問題は
まだ記憶に新しいところです。
この日本においては他の諸外国から見て
どんな分野においても
信頼性が高いという評価
を得ています。
だが、わからなければいいだろうという
安易な考え方が全てのモラルを
欠落させてしまいます。
信頼性=安全性です。
私達リフォーム会社の目的は
利益を追求するまえにリフォームの
仕事を通じて多くの方々の役に立ち
社会に貢献することです。
その結果として、会社も活性化し
最終的に利益というものが
残るのではないでしょうか。
目的と手段が逆になってしまうと
本質は見えなくなるのかもしれません。
実際のリフォーム工事の現場でも
言えることです。
お客様はプロに任せているので
安心して工事を依頼します。
工事にトラブルがあったとき、
意図的ではなくても
「気づきませんでした」や
「下請け会社がやったこと」
では済まされないのです。
直接、お客様からプロとして工事を任された
リフォーム会社の全責任であり、
商品が悪かった、
まさかの素材が混ざっていた、
などは言い訳に過ぎません。
現場で工事をする者が最終確認をし、
工事を請けた会社がしっかりとした
チェック機能をもち
引渡しをする必要があります。
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