経年劣化した住宅のリフォームで完全な工事が意外と難しい3つの理由!
「100%大丈夫です、完全に問題ありません」
住宅のリフォーム依頼した際に
こんな言葉を言われたことはありませんか?
「もう絶対に大丈夫です」
「何も問題ありません」
果たしてこの言葉をどこまで
信頼してよいのでしょうか?
建物は性能や耐久性の違いはあっても、
古くなれば必ず経年劣化による
傷みや不具合が発生します。
一方で、建てられた年代によって違いは
ありますが建物にはその持ちの
期間が必ずあります。
けれども本来のその期間と家主が
認識していることに違いがあることがあります。
特に鉄筋コンクリート構造や鉄骨構造など
60年寿命があるといわれている建物の、
雨漏りや不具合が木造などに比べると
明らかに多いのは何故でしょう。
ここには新築時に頑丈に建てられている
という思い込みが少しあるような気がします。
構造体自体は強固に造られているので
確かに耐久性は強いのですが、
建物は構造体以外にも内外装材や
設備機器などから造られており、
これらの部材は定期的な
改修メンテナンスが必要になります。
その中でも外装仕上げ材に関しては
構造体を外部の自然環境から
守る要素があるので、
メンテナンスの時期タイミング
を間違うと建物構造への影響を
及ぼす危険性があります。
つまり、100%完全で
永久的なものは無いのです。
強固な鉄筋コンクリート構造や鉄骨造の
建物でも、木造建物同様に定期の
リフォームやメンテナンスが必要になります。
More from my site
最近の投稿
- 国土交通省認定の既存建物調査
- 大規模な修繕の前に検討する「屋上防水・改修」のことがわかる本
- 内装外装リフォームで失敗しない為には、わかりやすい説明が大切なのか?
- 価格や金額の安い工事でリフォームに失敗しない為の不安の解消方とは
- 住宅のリフォームで絶対失敗しない為にやってはいけない事とは?
- 安い価格や金額にこだわりすぎてリフォームの対処方法を間違えると大変な事になる
- 内装外装リフォーム工事で失敗する人が価格だけにこだわる理由とは!
- 外装屋根・内装リフォームで見積り金額がバラバラな3つの理由!
- 外壁屋根や防水リフォームで失敗してしまう原因は建物にある?その理由とは!
- 防水工事と同時にするべき工事②
- 防水工事と同時にするべき工事①
- 大雨と強風の被害②
- 異常気象の影響①
- 鉄骨ALC外壁からの雨漏り②
- ALC外壁からの雨漏りする意外な原因①
- シート防水のメンテナンス②
- シート防水のメンテナンス①
- 立上りのウレタン防水①
- 立上りのウレタン防水②
- 雨どい配管の詰まり②