東北沖地震から5年間で放射能漏れによる健康被害と住宅リフォーム対策とは!
東北沖地震から5年の歳月が経ちましたが
その間に私達は何を学んだでしょうか。
地震による建物の倒壊は人災であり、
身近にいる家族の命を奪ってしまいます。
事前に耐震リフォームを行っていれば
防ぐことが出来たかもしれません
さらに福島県の被災地では東京電力の
福島原発の放射能漏れによる
健康被害をこれから先何年も見守る
必要があります。
大地震は自然災害ではありますが、
実際の災害による被災者は
人災によるものといえるでしょう。
現在でも福島県民の10万人近くが
避難を続けている現状をみると、まだ過去の
災害ではなく現在進行形であると言えます。
放射能による健康被害として考えられる
病気には、がん・白血病・心臓病
などがあります。
実際に子供達の
甲状腺がんの発症が
はじまっているとの意見もあるようです。
事故当時に空気中に飛散したヨウ素や
セシウムなどによる汚染は測定も
出来るので、
病気との因果関係も
ある程度明確にできます。
けれども実際には目に見えない実態は
不明であり、他にもこれから健康被害が
発生する可能性があります。
原発から排出される汚染水には
放射性トリチウムなどが
含まれており、
国際基準値以下ということで政府も
影響ないとの見解を示しています。
しかし基準値以下でも健康に
及ぼす影響については不明です。
数年後に被害者の実態調査をして
明らかになるのかもしれません。
私たちが生活をする環境はある程度
国が決めている様々な基準によって
守られていますが、
予測を超えた地震や災害から身を
守るのは自分自身でしかありません。
住宅のリフォームも同様です。
生活の拠点である我が家の
室内環境をもう一度見直す
良い機会かもしれません。
私も一人の建築士としてさらに
耐震リフォーム考えてみたいと思います。
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