陸屋根防水リフォームの修繕履歴ない場合の雨漏対策と防水工法はコレ!
陸屋根の防水リフォーム履歴が
全く分からない場合の対処方法に
ついて詳しく説明します。
自分で現在所有している建物にも関わらず、
屋根の防水履歴を知らない場合があります。
たとえば
・親から相続をした建物でその
維持管理状態を全く知らない
・中古不動産を購入したが、前の家主も
中古で買った為に情報が聞けなかった
いずれの場合も現在までの履歴がないので、
どのような経過を経て今の状態に
至ったのか判断がつきにくいのです。
また一般的に保管されている設計図面が
ない場合、新築時点の防水仕様や
建物構造がわからないこともあります。
鉄筋コンクリート建物や鉄骨建物は
木造建物に比べると寿命が長い分、
その間に行う定期的なメンテナンスが
重要になります。
防水リフォーム関しては建物を漏水から
守る一番大切な要素があるのですが、
家主に屋根防水に関する重要性の
認識が低いような気がします。
その為雨が漏らなければ防水リフォームをする
必要がないと思っている方も時にはおられます。
しかしそれは大きな間違いです。
雨漏りを発見したときにはそれより以前に
雨漏りしている場合がほとんどなのです。
室内に漏れずとも躯体内部には雨が
浸透していることが多いのです。
場合によっては構造体の鉄骨や鉄筋が
錆びて劣化している場合もあります。
もう少し早く防水リフォームをしていれば
ここまでにはならなかったのにと
非常に残念に思います。
やはり陸屋根の防水層の状態の判断が
一般の方々からすると判断がしにくいと
いうことになるのでしょう。
陸屋根防水は表面的な状態で判断が
出来る場合と出来ない場合とがあり、
私達のような専門知識を持ったものでも
難しい場合があります。
保護コンクリートが打ってある押え工法の
場合には直接防水層が見えないことも
一因かもしれません。
新築後20年を経過している建物であれば、
一度は専門知識をもった防水リフォームを
行う会社に状態調査をしてもらうことを
お勧めします。
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