ビルやマンションの陸屋根防水の修繕履歴と改修用ドレンの役割はコレ!

陸屋根の防水リフォームの仕様と工法の
判断方法について詳しく説明します。

防水リフォームをする上で最も大切なのは、
工法と仕様の決定になります。

 

外壁の塗り替え塗装であればある程度の
種類からお客様が材料やグレード
自由に選ぶことが出来ますが、

 

防水リフォームの場合には現在の
陸屋根の状態に応じて
工法や仕様を決めなければなりません。

 

お客様が自由に選ぶというよりは、
建物の状態によりそれに合った防水が
決まってくるという感じです。

 

その一番の要因は
新築時の防水工法になります。
防水にも多くの種類がありますが
代表的な種類としては

 

・アスファルト防水
・シート防水
・塗膜防水

 

またその中にも押えや露出工法などや
材種の違いなどがあります。

 

それらの新築時の工法や状態によって
改修時の防水リフォーム工法
が決められます。

そしてその工法や仕様の判断を見誤ると、
せっかく費用をかけて防水工事を
したにも関わらず、

 

すぐに不具合が発生したり
本来の耐久年を維持できなく
なってしまいます。

 

たとえば新築時の防水層を残したまま押え
コンクリートの上に露出タイプの防水を
する場合などは、

 

その内部の湿気を外部に通気する
「通気緩衝工法」が必要になり、
その通気緩衝工法にて防水工事をするには
様々な下地処理準備が必要になります。

 

・伸縮目地処理
・入隅シーリング
・カチオンモルタルノロ引き
・改修用ドレン設置
・脱気筒設置

 

などがあり、どの下準備もとても大切で
一つも省略することは出来ません。

ここに防水層の維持保全に対して
重要な役割があります。

 

防水リフォーム工事を検討される場合は、
事前にこのような説明をわかりやすく
してくれる防水リフォーム会社に工事を
依頼すると間違いないでしょう。

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