防水リフォーム現場での問題点は建物の劣化による雨漏りする3つの原因
実際に防水リフォームを必要としている
現場で発生している問題点について
詳しく説明します。
陸屋根防水リフォームを
必要としている建物の状況は様々です。
・築年数による防水層の劣化
・築年数による建物自体の劣化による雨漏り
・築年数に関係のない施工ミスによる雨漏り
などがあります。
問題は建物の所有者様が、何が原因で
防水リフォームをしなければならないかを
理解していないケースです。
単に雨漏りの散水テストで原因を見つけて
防水リフォームをするのではなく、
今回防水リフォームを必要としている
根幹を理解することが大切になります。
何故大切なのでしょう?
それはその原因の結果によって今後
30年先々の建物保守計画も
変わって来るからです。
経過年数の劣化による場合なら耐久性の
強い防水材料を使用し他の箇所は
単なる維持リフォームでよいでしょう。
もし建物自体が経年による劣化が原因で
雨漏りをおこしているようであれば、
建物の劣化している箇所も併せて
修復リフォームが必要になります。
築年数に関係のない施工ミスによる
雨漏りであれば、そもそもの建物の
造りや納まりに原因がありますので
根本から直す必要があります。
このように防水リフォームは寿命60年
といわれている鉄筋コンクリート建物や
鉄骨構造建物を維持する一部の
リフォーム工事に過ぎません。
防水リフォームをきっかけとして建物全体の
状態を確認し今後30年の間に
どのようなリフォーム工事が必要に
なるのかを事前に予測し知識を
得ておくとよいでしょう。
そして私達リフォームの仕事をする
立場としては防水リフォームを必要としている
多くの皆様に少しでもわかりやすく
お伝えすることが大切だと思います。
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