リフォーム工事をする際に表面から見えない部分の壁内部の注意点3つ

住宅のリフォーム工事をする上で表面から
見えない部分が大切である理由を説明します。

 

建物は表面的に目視で見る事の出来る
仕上げ面と、表面から見る事が出来ない
建物内部があります。

 

リフォームをする際はどこまでの
範囲の工事をするかによって工事費用
変わるので、リフォームの目的に合わせて
必要な範囲を決める必要があります。

 

ではどのような状態のときに建物内部
状態を確認する必要があるのでしょうか?

それは仕上げ表面に何らかの
異常が発見された場合です。

 

表面に異常があれば
裏側にも同様に異変
起きている場合があるので、
建物内部を調べる必要があります。

たとえば
・表面にひび割れが発生している
・タワミやヘコミがある
・結露や湿気が極端に発生している
・雨漏りを起こしている
・腐食している

などです。

 

上記のような状態が発生している場合でも
リフォームの仕方によっては
表面的な工事で対応する事も出来るでしょう。

 

けれどもその症状が何故発生しているかの
明確な原因は建物内部を見る事で
簡単に原因がわかるのです。

 

内部を調べることで、何らかの異常が
見られるのに不明なグレーゾーン
残したままリフォームをしない
ということになります。

 

仕上げてしまえば綺麗な状態になっても、
内部の状態が悪いままであれば
リフォームをする目的が完全に
なされていないかもしれません。

 

また見積もりや契約段階では建物内部の
リフォームまでは必要ないと判断しても、
実際に工事を始めてからわかることも多々あります。

その際に工事業者としては、その現状を
施主様にお伝えした上で、建物内部の工事を
するかどうかを判断する必要があります。

 

そこで大切なことは余分な費用が掛かるからと、
事実の報告せずにそのまま工事を
進めてしまうことは絶対にしてはいけません。

予算や工程などに問題が出るかもしれませんが、
リフォーム工事のプロとしてしっかりお伝えし
適正な判断をすることが大切です。

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