ALC鉄骨造、RC造建物のウレタン防水リフォームの調査報告書のウラ話!
陸屋根防水リフォームの調査報告書について解説します。
防水調査は鉄筋コンクリート建物や
鉄骨構造建物の
総合的な維持管理リフォームを
する上で絶対に欠かせません。
現在の建物の状態によって改修内容や
工法に違いがあり、その判断を誤ると
多額の費用を投じて改修工事を
したにも関わらずしっかりと修復がされずに、
良い結果に繋がらない場合があるからです。
判断には防水調査をしたあとの
調査状況の明確な
「防水調査報告書」が
必要になります。
1. 調査概要
・調査日時
・調査目的
・調査箇所
・調査方法
・設計図書
調査概要については、調査目的に応じた
適正な調査をする上で明確に
しておく必要があります。
特に設計図書は重要で、紛失して
保存されていない場合を除いて
必ず確認する必要があります。
設計図書には建物の全ての情報が
記載されているので表面的な目視では
わからない情報を知ることが出来るのと、
設計図書と実際の建物状況の違いなども
判断することが出来るので
建物に発生している不具合の原因を
判断することが出来ます。
2. 建物概要
・名称
・住所
・構造
・竣工
・用途
・屋上用途
建物概要については、
建物が建てられてからの経過年数から
建物構造の劣化状態を判断する上で
欠かせない情報になります。
とくに建物構造において、その種類の
違いによっては建物全体の
修繕リフォームの方法が
全く変わって来ますので、
初期段階での工法選択をする上で
とても重要になります。
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