中古不動産の価格と内装リフォーム費用の危険なバランスのウラ話とは
知らないと損をることもある
中古住宅の購入価格が年々上昇している
原因について考えてみましょう。
中古不動産の価格は新築価格との
関係バランスがあります。
新築が上がれば中古も上がり、また逆に
新築が下がれば中古も下がっています。
土地の公示地価は国土交通省が
毎年発表しており土地価格のひとつの
目安となっております。
この公示地価額ともう一つ国税庁が
発表している路線価格があります。
土地の評価額として固定資産税や不動産を
相続する際の相続税の基準になっています。
また中古住宅を買うメリットとしては、
ただ単に固定資産税などの維持費が
安くすむだけではなく、すでに利便性の良い
地域に建てられているということがいえます。
住宅やマンションを建てる場合には
必ず建築の出来る土地が必要になります。
しかし都市部の地域においては売り土地自体が
少なく、現在マンションが建てられている地域に
比べるとこれから建てられる地域は
利便性が悪い場合が多いので、
中古マンションも含んだ選択肢として
住宅選びをするとよいでしょう。
但し中古住宅購入を考える際には後の
内装リフォーム工事でどの箇所をどのように、
いくらぐらいの予算で工事をするかを
計算しておくことが大切です。
中古住宅の内装リフォームもその建物の
築年数や構造によって違いがあり、
古くなればなるほど表面的に
見える部分だけの内装リフォームでは
済まない場合もあります。
たとえば設備配管類や耐震補強などは、
建てた年代により材質や工法などに
大きな違いがあるので、現在建てられている建物と
比べるとかなり劣っていることがあります。
また水回りリフォームやリノベーションをする際は、
現在の建物の築年数から今後何年は建物を
維持していく必要があるかなどを逆算して、
建物寿命とバランスのとれる素材や
耐久性を考えた住宅リフォームが必要になります。
仮に住宅の購入に年収の5倍~10倍の
費用を掛けて30代前半で買った場合を考えると、
購入20~25年後に
リフォームをしたとすれば55歳~60歳に
住宅リフォームをすることになります。
住宅購入費用のローン残金や老後の
生活資金を考えると最初で最後の
リフォームとなるのかもしれません。
マイホームのリフォームを検討する際には
生涯のライフスタイルと合わせて
考える必要があります。
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