外壁塗装の塗料耐候性(強さ)を判断する促進耐候性試験のネタばらし!
外壁塗装リフォームをする際の
外壁塗装材料の促進耐候性試験の
種類の違いについて
詳しく説明します。
外壁塗料の材料メーカーが表示している
促進耐候性試験には様々な種類があります。
その試験の種類ごとに
人工的な光源の強さ が違うので、
塗料の耐久性の違いを単に
経過時間だけで比較をすると
判断を間違えることになります。
何故そのような間違いが起こるのでしょうか?
それは
・耐久性の強い塗料には、
強い光源の促進耐候性試験
・耐久性の弱い塗料には、
弱い光源の促進耐候性試験
で試験をしており必ずカタログ対象塗料より
耐久性の弱い塗料と比較をするので、
カタログを見る限りその塗料が
性能が高く良い塗料に見えるように
表現されているからです。
促進耐候性試験の種類と光源の強さの
違いとしては、各メーカーごとに光源の種類や
放射照度の違いもあるので明確な
数値としては表現できません。
けれども各塗料メーカーが様々な塗料により、
その試験機の光源の強さの違いを表現しています。
おおよそですが一番光源の強い
スーパーUV試験を100とした場合
・キセノンランプ(太陽光に近い)式⇒20
・サンシャインカーボンアーク式
(オープンフレームカーボンアーク)⇒30~40
・メタルハイドロランプ(スーパーUV)式⇒100
というような強さの違いになっています。
以上のことから試験データの時間だけではなく、
促進耐候性試験機の種類によって
試験時間を判断し、塗料の耐久性を
判断する必要があります。
スマイルユウでは外装リフォーム工事を
提案する際の塗料の耐候性(強さ)については、
各塗料メーカーの塗料材料の耐久性を
一つの促進耐候性試験表に置き換え、
一般の方々にも見やすく比較が
出来るようにしております。
外装リフォーム工事を検討する際は
促進耐候性試験データの比較方法も
考えた上で、塗料の特性や耐久性を
見極めるとよいでしょう。
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