鉄骨(旭化成へーベル)の屋上以外の陸屋根から目に見えない雨漏りは原因はコレ!
鉄骨建物の陸屋根以外でも防水が
必要な部分がありその重要性と
メンテナンスリフォームの方法について
詳しく解説します。
鉄骨構造建物はRC鉄筋コンクリート建物と
比較すると構造上、建物内部に隙間があり、
建物の防水性能が低下すると建物内部に
雨水が入ります。
そして初期段階での雨水の侵入は表面に現れない
「目に見えない雨漏り」となって
長時間発見できないことがほとんどです。
結果として建物に異変が生じたり、
雨漏りを発見した時にはすでにかなりの
年月が経過して建物が劣化
している場合があります。
また特にその傾向は鉄筋コンクリート建物に
比べると鉄骨構造建物の方が多いという
特徴があります。
鉄骨建物がそのような状態に
なりやすい原因としては
・構造体である柱や梁材と壁材が
違う素材で造られている
・外壁素材や床素材に継ぎ目や隙間が多い
・構造上、地震に対して揺れやすいので
クラックが入りやすい
などがあります。
その為、定期な時期に建物全体の防水性能を
担保する改修リフォーム工事が必要になります。
改修リフォーム工事を行う際の注意点として、
今現在改修工事を必要としている建物が
現在の建築の知識や技術より劣っており、
建物の防水性能に対する考え方も
現在とは異なるという点があります。
建物を建築する場合「建築基準法」という
国が定めた法律に従って建築士が建物を
設計して建物が造られます。
建築基準法も年代により法改正が行われており、
その都度、素材の強度や耐久性も
増しているので、過去の建物よりも
現在建てられている建物の方がより
品質や性能が良くなっているのです。
その中でも防水に関する考え方に
変化が生じております。
過去の建物では防水をする基準は、
下階が居室である場合にのみ屋根として
防水施工をすることを基準と
考えられていました。
ところが現在の建築の考えは居室以外でも
雨を受ける部分は屋根とみなして
防水施工が行われるようになりました。
その違いは建物内部に侵入する
「見えない雨漏り」に対する防水対策です。
改修リフォーム工事の際にはその
「見えない雨漏り」に対する防水リフォームを
しっかりとすることをお勧めします。
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