露出防水のメンテナンスで意外にも知られていない防水工法と種類とは!

陸屋根の露出防水のメンテナンス方法に
ついて詳しく説明します。

 

屋上防水は大きく工法を分けると
「露出工法」「押え工法」があります。

 

持ちの期間としてはアスファルト防水の場合で
露出工法が15年程度
押え工法が20年程度

押え工法は防水層を保護する目的で一般的には
保護コンクリートが打ってあり、
防水リフォーム改修工事をする場合には
直接の防水層にメンテナンスをするのではありません。

 

押えコンクリート下部の既存防水層は
そのままにして、表面の押えコンクリートの
上から防水リフォーム
をする工法になります。

 

それに代わって露出防水は防水工法の種類を
問わず、直接既存防水層にメンテナンス防水を
することが出来ます。

 

施工の工法は、新築からメンテナンス防水
する時期によっても変わります。

 

10年程度であれば、全体面積の10%程度
脆弱部補修とトップコート塗りとなります。

 

しかしメンテナンスの時期タイミング
遅くなればなるほど、脆弱部補修をする面積と
程度が増えるので費用的にも増えていきます。

 

最終的には全面撤去をして一から防水施工を
する必要があり、当然にして費用的には
もっと増えてしまうことになります。

露出防水のメリットとしては防水層の状態が
常に目視で確認ができるので、定期的に
陸屋根防水の状態をチェックすることで
メンテナンスをする時期タイミングを
判断することができます。

 

チェックの方法としては、浮き、ひび割れや亀裂、
目地割れ、水たまり、藻やコケの発生などで、
これらが部分的に表れているようであれば
部分的な補修防水リフォームをするとよいでしょう。

 

このように露出防水のメンテナンス時期は
目視で確認ができるので一般の方々でも
簡単に状態のチェックができます。

 

異変を見つけたら専門の防水リフォーム店に
相談すると良いでしょう。

雨漏りがしてからあわてて防水リフォームを
すると、早めのメンテナンス防水より結果的に
多額の費用が掛かる場合があるのでご注意ください。

最近の投稿