SRC建物の劣化した外装メンテナンスで防水性能回復の注意点3つ
鉄骨鉄筋コンクリート建物の
外装メンテナンスリフォームの方法について
詳しく解説します。
SRC建物は鉄筋コンクリート構造の中に
さらに鉄骨が入っており、その鉄骨が
建物構造を強くしています。
けれども鉄骨や鉄筋の弱点は雨水の侵入からなる
錆による構造体の劣化です。
鉄筋コンクリート建物よりもさらに建物全体の
防水性能をしっかりと保つ必要があります。
しかしSRC構造建物の所有者さんは
建物を建築した際にかなり頑丈に造っている
という記憶があるものの、
定期的なメンテナンスが必要であることを
知らされていない場合がほとんどです。
外壁のクラックを長期ににわたり放置すると
徐々に水分が躯体に浸み込み、建物内部の鉄筋や
鉄骨部分まで雨水が入ると錆腐食になり
コンクリート爆裂を起こす場合もあります。
また一度躯体の内部に入った雨水はコンクリートと
鉄筋や鉄骨の隙間を通って広い範囲に
雨水が浸み込み、クラックを中心に広い範囲の
躯体劣化となり建物全体の強度を
下げてしまうことになります。
予防対策としては定期的な点検や、
クラックなどの異常を発見した場合は
速やかに専門知識のある建築士や
外装リフォーム店に相談するとよいでしょう。
また建築後30年以上経過している建物であれば、
今現在までに1度は外装リフォーム工事をした
経験があると思います。
ですが年々建築の技術も進歩しているので
10年20年前に行った外装リフォーム工事と
同じ内容で工事をするとは限りません。
さらに現在の建築リフォームの技術に適合した工法で
行うことが大切で、その中でも特に防水性能を
長期間保護できる耐久性の強い
外装リフォームをすることをお勧めします。
また塗装外壁以外のタイル外壁なども浮きや
割れが無いかなど同時に点検調査を行い、
異常があれば同時に改修リフォーム工事を
することをお勧めします。
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