鉄骨ALC(旭化成へーベル)とRC建物のマンションの防水性能のカラクリとは!
鉄筋コンクリート建物や鉄骨構造建物と
木造建物のメンテナンスの違いについて詳しく解説します。
どんな建物にも寿命があります。
木造建物であれば30年
鋼構造建物であれば60年
と一般的にいわれております。
ですがこの建物寿命は一つの基準であって、
必ずしもすべての建物がそれだけの
寿命であるとは限りません。
その大きな違いは、その間に行う
定期メンテナンスリフォームの
内容になります。
建物の仕上げ建材類は経年により劣化し、
その機能が低下していきます。
そうなると仕上げ材料で保護されて来た、
建物本体の構造体などの劣化や強度低下に繋がります。
特に建物の外装材や屋根材などは建物の
防水性能に大きな関係があり、適正な時期に
適正なメンテナンスリフォームを行う必要があります。
外装や屋根防水の目的は建物自体を
外的要因から保護するためです。
建物の外壁や陸屋根は日光の紫外線や
熱や雨などにさらされているため、
適正なタイミングでメンテナンスリフォームを
行わなければ古くなった塗装や防水の
塗膜の劣化が進み建物の寿命が
短くなってしまいます。
このような建物の劣化を限りなく
防止するのが外装の役割です。
表面の塗膜が劣化すれば建物の保護を
果たせなくなるので、外壁や防水の
塗り替えが必要になります。
特に屋上防水に関して、雨漏りが発生してからでは
建物内部に水が侵入し内部の鉄筋や鉄骨が
錆びて構造体の老朽化を早めることになります。
また建物メンテナンスリフォームにかかる
費用についても状態が悪化すればそれだけ増えるので、
早めの点検や軽微なメンテナンスを定期的に
行うことをお勧めします。
また外装や防水のメンテナンスリフォームを行う際は、
外装や防水以外の建物付帯部のメンテナンスを
同時に行うことをお勧めします。
建物に発生する不具合は外装や屋根以外の
部分が原因の場合も多々あります。
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