住宅のリフォームで良い物と悪い物の3つの見分け方!

住宅建材はとても品質が良くなって来ましたが、
実際には販売されてしばらくの間で
不具合が生じて知らないうちに市場から
消える商品があることをご存じでしょうか?

 

建築リフォームを考える上でメーカーの
販売している建材類の良し悪しを見抜いて
使用材料や工法を考えなければなりませんが、
私は建築士として業界30年以上の経験で
とても気になることがあります。
それは新商品です。

 

新商品は各メーカーが開発をし、
様々な耐久試験や品質管理の元に製造されて
多くの方々に利用される目的で
製品が生まれてきました。

 

 

ですが実際には、すべての商品が消費者に
喜ばれ長期間使用され続けている
訳ではないのです。

 

メーカーは新商品を売る目的で今までの
商品に比べて優れているメリットのみを
宣伝し販売を広めることは当然です。

 

その販売用のカタログを見ると当たり前ですが
売るために良いことだけの商品宣伝ばかりです。

 

私達建築リフォーム業に携わる側と消費者は、
しっかりとそのメリット以外の部分を
見抜いた上で商品の選別をする必要が
あることに気付かなければなりません。

 

時代の変化に伴い、建築リフォームの建材や
工法もずいぶんと進化を遂げて来ましたが
その中で販売されて間もないにも関わらず
市場から消えていく商品もあるのです。

 

 

私は新しい情報や商品には敏感に知識を
得るようにしていますが、それと同時に
その商品や工法についても建築士としての
経験と知識で常に検証をしております。

 

実際に施工性やコストを重要視した
商品ではあったが、20年は耐久性があるのでは
と思われていた建材が10年もしないで耐久性が劣り
保守リフォームでは済まない工事を
しなければならないケースもあります。

 

当然そのような商品は数年後には
市場から消えていますが、
その商品で造られた建物は今後30年40年と
建物を維持し生活の拠点として
住み続けなければなりません。

 

 

そこで私達建築の専門家である建築士が、
リフォーム工事を行う際に、一般の皆様が
気が付くことが出来ない部分をしっかりと
見抜いて材料や工法を提案しなければ
いけないでしょう。

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