高齢者が悪徳リフォームに狙われている!実際に被害にあった話とは!

高齢化社会になった日本では、
特にその高齢者を狙っている
悪徳リフォーム業者がいるようです。

他人事では済まされない事態です。
もしかしたらあなたの親も
狙われているかもしれません。

 

私が以前、
屋根の葺き替え工事をしたお客様が
実際に被害にあったお話です。

 

その方は70歳以上のご高齢の
ご夫婦の二人暮らしで、
奥様の足が不自由で車いすでの
生活をご主人が支えて過ごされていました。

 

私に相談があったのは
ご主人からの電話で、

 

ある日突然
見知らぬリフォーム業者
「屋根に不具合が出ているから
屋根の無料点検をした方がいい」

と訪問して来たそうです。

 

無料の点検ならばと
思って、見てもらうだけでもいいとの
話だったので屋根点検をお願いしたのです。

 

しばらくして
その訪問リフォーム業者が
降りてくると、

 

割れている屋根材のカケラ
その割れている箇所の写真
数枚撮って見せてきました。

 

築年数は10年足らずと
まだ新しい建物なのに
屋根が破損していると聞き驚いたところへ、

 

その業者は
「今すぐリフォームをしないと
雨漏りがして建物がダメに
なってしまいますよ」

 

不安をあおってすぐさま見積もりを出し、
契約をするよう強引な誘導
してきたため契約を
してしまったとのことです。

 

けれどもその後不振に思ったお客さまから
私に相談があったので、
実際に屋根に登ってみると、

 

割れている屋根は
意図的に割られた跡が残っており、
自然劣化による割れではない事
判明しすぐにお客様に報告しました。

 

そしてお客様の同意の下で契約書を
見せてもらうと、普通ではありえない、
一般的な価格の
3倍ものお値段
なっていたので

 

すぐに契約の解除をするようにお話をしました。
幸いにしてまだ契約をしたばかりだったので、

 

「クーリングオフ制度を
利用すれば大丈夫です」
とお伝えし、
手続きの方法についても
詳しく説明をさせて頂きました。

 

もし先方がごねるのであれば
全ての事実を消費者センター
相談すれば相手も断念するでしょう。

幸いにして悪徳リフォーム業者
多額のリフォーム費用を
だまし取られることは防げましたが、

 

屋根の無料点検を頼んでしまった代償は
屋根瓦を何枚も
割られてしまう結果
なってしまいました。

 

このような高齢者を狙った
悪徳リフォーム業者に引っかからないよう、
日頃から注意が必要です。

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