外壁モルタルやタイル剥落は外装リフォームで直せない3つの理由!

鉄筋コンクリートの
塗りモルタルやタイルが
剥離する本当の原因と
その外装リフォームの対処方法について
詳しく説明します。

 

経年した多くの建物をみると
同じ築年数にも関わらず
劣化の状態や外壁の傷みの状態
違いがあるのは何故でしょうか?

建物の構造や種類が違うのであればまだしも、
まったく同じ構造
同じ仕上げ材料でも
違いが出る原因は新築時の施工にあります。

 

施主(依頼主)からすると
プロに工事を依頼したのに何故?
と不思議に感じるでしょうが、

 

実は鉄筋コンクリート構造建物は
木造建物に比べると歴史が浅いのです。

 

工事期間も長くなったり、
多くの種類の職方さんが様々な作業をして
建物を造り完成をさせます。

 

そしてそこで働く職人さんで
建物を造り始めてから完成まで
工事に関係する方はいないのです。

 

専門職方が自分の仕事をしたら
次の職方さんへと
仕事を渡し繋げて
完成をするのです。

当然そこには業者間の打合せや調整
必要になり、その調整役をするのが
現場監督の責任者になります。

 

私は何十年に渡りこの現場責任者を
しておりましたが、実際に建物を
造るためには様々な仕事があり、

 

余程の経験と技術がなければ、
細部での見落としや手違いや
施工ミスが起こる場合があります。

 

そして現場監督の仕事は品質管理以外にも、
予算管理や安全管理や工程管理など
様々な仕事あり、

 

好景気の仕事が多い時期に
建てられた建物では
熟練した職人さん不足
もありましたが、

 

同様に建物を管理する
現場監督も不足
その力量に違いがあったのも事実です。

 

工事現場では一つの工事工程が終わり
次の工事工程に移る間に
適正な工事がされているかの
チェックをする必要があります。

 

熟練した信頼できる職人さんに
リフォーム工事を任せても
必ずチェックが必要で、

 

不良や不具合があればその段階で
リフォーム改善や手直しをして工事を
進める必要があります。

 

プロの職人さんでも手違いがあるの?
と疑問に思うでしょうが、

職人さんは技術はあっても
毎回作る建物は同じではないので
建物ごとに作業の方法や手順
違うため

 

その流れを熟知している
工事管理者
関係業者と打ち合わせて
連携をしていく必要があるのです。

 

是非、リフォーム工事をする際には
建物が原因で発生する不具合を
根本から直すことも
考えて頂きたいと思います。

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