陸屋根の露出ウレタン防水改修のトップコートが紫外線で劣化するカラクリ！

知らなかったでは済まされない
露出型防水リフォームのトップコートの
重要性について詳しくお話しします。
失敗すると建物がダメになることもある、、、

陸屋根の露出防水には
アスファルト防水
シート防水
塗膜防水
などがありますが、

その防水層を
太陽の紫外線などから守る為に
必ずトップコートが塗られています。

つまりトップコートは防水主材を
保護する為の保護コーティングになります。

そしてその仕組みを知らないと
せっかく性能の高い防水工事をしても
本来の防水持ち期間を
維持することが出来ません。

しかし多くの建物を見ていると
そのことを意外にも}
知らない建物所有者が
多いことには驚かされます。

その原因は防水リフォーム工事をした施工会社が
引渡し後の保守メンテナンスについて
詳しく説明していないこともあるでしょう。

本来防水材料は適正なメンテナンスをすれば
10年以上は持つはずです。

ですが適正な施工と保守メンテナンスをしなければ
本来持つはずの期間の半分しか
持たないケースもあります。

塗膜型のウレタン防水であれば
アクリル系のトップコート →5年
フッ素トップコート→10年
となっています。

メーカーが担保できる保証は
この期間にトップコートを
塗り替えることが条件となります。

けれども様々な建物の点検調査をしていると
適正な時期やタイミングで
トップコートの塗り替えを
していないケースが多いかもしれません。

その理由としてはその期間が過ぎても
見た目では判断ができないという事と、
その時点では防水性能に
影響がまだ出ないからです。

つまり雨漏りなどの症状がまだ出ないという事です。

これをそのまま放置をすれば
必ず本来の防水機能期間の前に
防水材がダメになってしまいます。

経済性の面から考えても、
さほどコストのかからない
トップコートの塗り替えだけで
防水が長持ちするのです。

数年後に「早くわかっていれば…」
では済まされないのです。

防水リフォームをする場合には
次のメンテナンス時期を
しっかり確認することが大切です。