ALCやRC建物の防水工事でやってはダメなと雨漏り対策とは!
ALC建物やRC建物に雨漏りが発生した場合の
原因調査や防水リフォームが木造建物に比べて
何故難しいのかを詳しく説明します。
建物は様々な職種の専門工事業者が
工事を行い建物が建てられています。
木造建物での屋根や外装の防水性に関係する職種は、
大工、左官工、屋根工の
3業種程度ですが、RCやALC建物は、
型枠大工、コンクリート打ち込み工、左官工、
サッシ取付工、防水工、金属工
(アルミ笠木や手摺など)、シーリング工、
タイル工など木造建物工事に比べると
様々な専門職種が工事を行って建物が完成します。
また決定的な違いとして、木造建物は
建物建て方から完成まで大工さんが現場の
責任者的な役割で工事の采配をしていますが、
RCやALC建物は
建築士や施工管理技士などの
複数の工事管理者が多くの専門工事の
工事進行状況や品質を確認しながら
建物を造っていきます。
その為経年劣化や施工のミスによる雨漏りが
発生した場合にどの専門職種の業者さんが
見るかによっても原因の判断が違ったり、
場合によっては雨漏りの原因が
まったく違うにも関わらず的外れなリフォーム工事を
してしまう場合もあります。
何度も雨漏り修理をしたり工事後すぐに
雨漏りが再発したりというのもよく聞く話です。
RCやALC建物の防水工事を含む
建物全体の改修工事は、その建物の
工事管理ができるくらいの専門知識が
必要になります。
つまり建築士や施工管理技士で、
施工の経験が必要です。
雨漏りや建物に発生する不具合は単に
防水材の劣化や経年によるものだけとは
限りません。
建物が造られている施工プロセスに
問題がある場合や、建物構造自体に
原因がある場合が意外にも多いのです。
今までに特別な雨漏りや不具合が無くても、
建物の寿命が60年といわれている
賢固な建物なので、
20年に一度行う建物全体の防水工事や
外装工事を行う際には建物知識が
豊富な建築士に一度は相談されてから
外装リフォーム工事を検討するとよいでしょう。
建物はリフォームの方法によって
寿命が長くなったり短くなったりしますので
是非、定期的な点検をお勧めします。
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