ALC(旭化成へーベル)建物の外壁での傷みやすい箇所の雨漏り対策はコレ!
鉄骨ALC構造建物の傷みやすい箇所と
外装リフォーム方法について
ついて詳しく説明します。
ALC構造建物はRCの鉄筋コンクリート建物に
比べると傷みやすいといわれています。
でも実は、建物構造の違いはあっても、
使用されている建材類自体の対応年数などの
寿命については製造メーカーからの
データから見ると極端な違いはありません。
ALC建物は鉄筋コンクリート構造建物に
比べると様々なメリットがあります。
・軽量
・低価格
・工期が短い
・品質が安定している
・施工がしやすい
一方で、一般的にRC建物に比べると
・外装リフォームの費用が高い
・短期間で外装リフォームが必要になる
・雨漏りが起こりやすい
などのデメリットもあります。
けれどもどんな箇所が傷みやすいのかと
その原因を明確に知っていれば、
ALC建物のデメリットを補い
RC構造建物同様に建物を維持することが出来ます。
そこでRC建物との大きな違いを
考えてみるとその答えが見つかります。
・ALCパネル自体がRCと違い耐水材質ではないので、
外装材により雨水の浸透を防いでいる
(RC建物の場合はコンクリートの中性劣化を
防ぐ目的で外壁塗装やタイルが貼られている)
・ALCパネルは現場での組立工法となるので
接続継ぎ目がとても多く、その継ぎ目の
シーリング防水材が劣化すると雨水が
建物に入ってしまう。
定期的に行う外装点検や外装リフォームを
する場合には、ALC建物の寿命に関わる
傷みやすい箇所や原因などの知識のある
建築士や施工管理技士に相談することを
お勧めします。
外装リフォーム工事はほとんどのリフォーム会社で
工事を行っていますが、ALCやRC建物の構造や
不具合の原因調査が出来る資格や許可を得ずに
工事を行っている会社が多く存在します。
外装リフォームをした2~3年後に同様の
不具合や雨漏りなどが発生してしまうことも
ありますのでご注意してください。
相談する際は、事前に資格や許可を
確認することも大切です。
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