大地震の時に安全に避難できるようにカップボードの耐震ラッチは必要か?
食器ケースやカップボードの
耐震ラッチについて説明します。
地震といえばまずは
建物の耐震工事を思い描くと思います。
地震での災害は人災ともいえるでしょう。
実際地震が発生した際には、
建物や家具などの下敷きになって
起こる死亡災害がほとんどです。
ですが避難をする際に家具などの
転倒防止をするだけでは不十分で、
内部に入っているものが
落下しないようにする必要があります。
特にキッチン周辺に設置されている
食器ケースやカップボードには、
地震の際に扉が開かなくなる
耐震ラッチという
安全装置がつけられています。
この耐震ラッチは通常の開け閉めでは
なんら反応はしませんが、
地震の揺れを感知すると
扉にロックが掛かり、
扉が開かなくなります。
10年以上前の製品などは
耐震ラッチの性能が現在のものほど
良くないので、普通の開け閉めの際にも
感知して扉が開かない不具合が
発生するなど、
使いにくい ので
はずしてしまう方などもいました。
ですが最近のキッチンメーカー等で
販売しているカップボートの
耐震ラッチはとても性能が良く
実際の地震の揺れの場合にのみ
機能するので、普段の使用で不便を
感じることはありません。
また地震に対する準備をすることで、
他にもやっておいた方が良いことにも
気づきがあります。
例えば食器棚内部の食器の置き方が
乱雑になっていると、
扉のロックは掛かっても内部の
食器自体が扉のガラスを
突き破ってしまうことが考えられます。
またいつもは食器棚にしまっていない
出窓の上や乾燥用のカゴ内に
置いてある食器なども、
地震の際に崩れたり
落ちたりすることで避難の通路を
妨げてしまう危険性もあります。
一つの耐震に関する予防をすることで、
家全体の地震対策を
考えてみてはいかがでしょうか。
お金をかけずに
簡単に取り組めることも多々あると思います。
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