地震の大きさが建物の崩壊や傾き方はマグニチュードと震度の違いとは!

地震の強さや大きさの表現として
震度とマグニチュードがあります。
その違いについて詳しく説明します。

・マグニチュード
マグニチュードは震源の
地震エネルギーの大きさを表します。

 

その為一つの地震に対して一つの数値になり、
震源からの距離により地震への影響に
違いがあります。

 

またマグニチュードの大きさも1違うだけで、
現地に与える地震のエネルギーは
10~30倍もの違いが出るとも言われております。

 

・震度
震度は特定の場所での地震の
揺れの大きさを数値化したものです。

 

その為同じ地震でも、震源地からの距離や
その地域の地盤などによっても震度は変わり、
更に実際の震度の感じ方は建物の構造や
種類によっても大きく変わってきます。

数値としては気象庁で0~7まであり、
5強とか6弱など同じ数値でも
強弱で表現されます。

 

「日本建築防災協会」のガイドラインによる
一般診断法で行われる耐震診断では、
大地震の6強~7が発生した場合に
建物がどのようになるかの診断になります。

 

地震の揺れの大きさは震源地の地震の強さと
震源地との距離にも影響があるので、
当然、震源地に近い方が影響を受けやすく
震度も大きくなる傾向があります。

 

地震にはもう一つ「ガル」という単位があります。
この「ガル」は地震の速度になります。

 

地震の速度は震源地の深さや
地震の規模によっても違いますが、

 

地震の規模を表すマグニチュードが
大きくなればなるほどガルも大きくなり、
短時間で周辺地域へ地震の揺れが
伝わることになります。

 

地震は自然現象ですからこの地球上に
人間が生活している以上逃れられません。

ですがしっかりとした知識と
予防対策をすれば、地震による災害を
最小限に食い止めることが出来るのです。

 

是非多くの方々が地震に対しての
知識と準備をして、地震による死亡災害が
起こらないようになってほしいと思います。

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