世界遺産にも通じる古い先祖代々に残す建物のリフォームの盲点とは!

古い建物の良さを生かしたリフォームを
することは、家の歴史を後世代々に
伝える魅力があります。
今日はそんなお話です。

私はリフォームを通じて地域の
皆様と関わり、建築士としての
社会的責任の大切さを日々感じています。

 

住宅のリフォームは家の修理という
考え方が一般的ですが、
それだけではありません。

 

リフォームをする目的は
各家主様により様々ですが、
その方法にはとても
多くの選択肢があって、

 

その情報を少しでもこれから
リフォームを考えている皆様にお伝えする為に、
「リフォーム失敗相談所」
開設しています。

 

建物のリフォームの仕方は相談した
リフォーム会社の
担当者によっても違いがあり、

 

創造豊かでいろいろな
発想力のある会社、
担当者に出会うことが出来れば
様々な提案からリフォームを
選ぶことが出来るでしょう。

 

また逆に限られた提案であれば
選択することも出来ません。

 

私の考えるリフォームは目的や
予算は人それぞれですが、

 

「生かせる部分を見つけて
建物を未来に継承する

ことを常に考えています。

古い物に価値を見出すことこそ
リフォームでするべきことで、
全てを新しくするリフォームをする場合も
あると思いますが、

 

思い出や歴史を建物の一部として
保存しても良いのではないでしょうか。

 

日本には有数の世界遺産があります。
「明治日本の産業革命遺産」
群馬の「富岡製糸場」
島根の「石見銀山遺跡」
など様々な建築物が残されています。

 

日本の歴史に刻まれた建物で、
当時は用済みの建物でしたが
人の意志で未来に残し文化として
伝えようと考えたから現在に残っています。

今だからそう見えるのかもしれません。
古い物は時間の経過とともに
魅力が出てくるのではないでしょうか。

 

世界遺産ではなくても
古き良きものを残すことは可能です。

 

住宅のリフォームを通じて、
家族の文化や歴史を建物の一部として
後世に伝えることも大切ではないでしょうか。

 

世界遺産に関わることは出来ませんが、
私も一人の建築士として、
多くのリフォームを必要としている
皆様の大切な住まいを通して、

 

家族の文化や歴史を後世へ
伝えるお手伝いをしたいと思います。

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