不動産購入後の不具合や瑕疵担保の発見した際のリフォームの注意点とは!
建物の瑕疵は買主の自己責任で
調査をする必要があります。
中古不動産購入後の建物の不具合は
売主の瑕疵担保責任で
ある程度のリスクは回避していますが、
実際に中古住宅の不具合の
リフォームや調査をすると、
瑕疵担保の期間後に
発見されたケースでも
実際には購入前の時点ですでに
不具合が発生していた
可能性のある事例もあります。
ということは、不動産購入の前や
購入直後にしっかりとした
調査をしておけば、
発見することが出来たということです。
瑕疵担保責任の範囲として
・雨漏り
・シロアリの害
・給排水管からの水漏れ
などがありますが、
いずれの場合も修理リフォームに
掛かる費用は、
表面的な内装工事に比べると
高額なリフォーム工事になります。
事前にわかっていれば、
修理に掛かる費用をあらかじめ
売買契約金額から相殺をして
購入することや、
瑕疵担保責任を利用して
無料で修理をすることが出来るのです。
不動産は生涯で一番高い
買い物にも関わらず、意外にも、
しっかりした調査や専門知識を持つ
建築士やリフォーム店などに、
建物の状態やリフォーム状況を
見てもらうなどの事前準備を
怠っているようにも思います。
問題なのは表面的な状態ではなく
見えない部分がとても重要で、
瑕疵担保に該当する
雨漏り、シロアリの害、給排水からの
水漏れも重要ですが、
もっと大切な建物の
主要構造部の劣化や強度に
ついても判断する必要があります。
建物は古くなっても直せる部分が
ほとんどですが、
構造部の劣化については
その状態によっては建て替えを
考えなければ直せないような場合もあります。
また修理ができても、
多額のリフォーム費用がかかり、
大がかりな工事になることが多いので、
古い不動産を購入する場合は
事前の下調べが大切です。
これは個人の木造戸建てに限らず
区分所有建物のマンションも同様です。
どちらかといえばマンションの方が
購入者個人の意見で
建物全体の改修リフォーム工事を
することは出来ません。
慎重に購入を検討することが大切です。
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