木造住宅の耐震診断方法と建物構造の違いとは! 豊島区・板橋区・北区・文京区・新宿区の内装外壁リフォーム工事なら

木造住宅の実際の耐震診断調査は
どのように行われるのかを詳しく説明します。

 

木造建物の耐震診断調査
・一般診断法:非破壊に調査
・精密診断法:部分的に壁を剥がして調査の
2通りの工法がありますが、今回は
「一般診断法」について説明します。

 

 

一般診断法により耐震診断は
一般財団法人「日本建築防災協会」
ガイドラインに沿って行います。

 

対象建物としては
在来工法建物
(柱や壁を主体として建てられた建物)
伝統工法建物
(太い柱を主体として建てられた建物)

 

 

対象外建物として
壁構造建物(2×4工法の建物)
鉄骨造建物
鉄筋コンクリート造建物
平面的混構造(木造と鉄骨など)

 

実際の調査項目は以下の内容に沿って調査を行います。

 

・竣工年月
・モジュール:柱間隔ピッチ
・外壁材料:モルタル、サイディング、
 土壁、構造用合板
・筋交い:有無、部材の大きさ、端部金物の有無
・屋根材:スレート瓦、桟瓦葺き、土葺瓦
・床仕様:合板、火打ち+荒床、火打ちなし
・柱頭柱脚接合:構造計算をした金物、
 羽子板ボルトや山形プレート、ホゾ差釘打ち
・地盤:よい、普通、悪い
・地形:平坦、がけ地や斜面
・基礎:鉄筋コンクリート、
 無筋コンクリート、玉石基礎などの状態
・建物全体の劣化度:屋根、外壁、
 バルコニー、床、内壁などの劣化状態
・その地域の地震係数:0.7~1.0
・多雪地域:該当有無
・建物の形状割増:短編方向の長さが4m未満
 /4m以上6m未満/6m以上

 

以上の項目を実際の建物を見て
一項目ずつ状態を調査し、建物の壁や柱の
配置と合わせて建物全体の強さを計算し、
建物の耐震強度である「評点」を出します。

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